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歯科衛生士になるには? 現役歯科衛生士のリアルな体験談と共に解説!

歯科衛生士は、歯科医療の現場で重要な役割を果たす国家資格の専門職です。患者さんの口腔ケアをサポートし、歯科医師と連携しながら予防処置や診療補助を行います。


本記事では、歯科衛生士になる方法や現役歯科衛生士のリアルな体験談を交えながら、歯科衛生士という仕事の実態についてお話しします。


まずは歯科衛生士になってよかったこと


①自身の健康管理もできる


意外に思われますが、歯科衛生士は口腔の知識だけでなく、全身のおおまかな解剖や病気についても学びます。それは、糖尿病と歯周病など、全身の病気と口腔が密接にかかわっているからです。さらに、身体を元気にするための栄養素はたいてい口腔から摂取されます。その入り口である口腔の状態が良くないと、誤嚥性肺炎などの全身の病気へと繋がります。


②口腔を綺麗に保てる


やはり、歯磨きのプロですから、歯周病や虫歯のリスクも低く抑えられます。

これらのリスクを抑えるだけで、

✅口臭が抑えられる

✅生涯食事を楽しめる可能性が高い

✅綺麗な歯で笑える

✅歯の痛みというリスクを下げられる

これは非常に人生を豊かにすることです。


③(医院によっては)最新の歯科医療が学べる


歯科医療も日々、進化していますが、学ばなければないも同然。

医院によってはたくさん勉強させてくれるので、最新の情報をたくさん学んで患者さんへ適用することで、歯科衛生士としてのスキルもアップしていきます。自分がスキルアップすると、患者さんからの信頼が高まったり、場合によっては給与に反映してもらえることもあるので、やりがいを感じます。


次に、歯科衛生士として働くメリットは以下です


メリット


✅ 国家資格なので就職に強い

✅ 給与が比較的安定している(平均月収25~30万円)

✅人手不足のために就職先が多数ある。➤仮に就職した先が自分に合わなくても転職がしやすい

✅ 産休・育休を取りやすい職場が多い

✅筋機能療法など、歯科衛生士が主体となって歯並びの改善が出来る▶やりがいがある!知識は自分の子供にも使える!


では、どのように歯科衛生士になればよいのでしょうか


1. 歯科衛生士になるためのステップ


① 歯科衛生士の資格を取得する


歯科衛生士になるには、文部科学省または厚生労働省が指定した歯科衛生士養成機関(専門学校・短大・大学)で学び、国家試験に合格する必要があります。


養成機関は3年間が一般的ですが、一部の大学では4年間のカリキュラムを設けているところもあります。


主な学習内容:

•歯科予防処置(スケーリングやフッ素塗布など)

•歯科診療補助(歯科医師のアシスタント業務)

•口腔衛生指導(ブラッシング指導、食事指導など)

•解剖学、生理学、病理学 など


② 歯科衛生士国家試験に合格する


養成機関を卒業後、毎年3月に行われる歯科衛生士国家試験を受験し、合格すれば歯科衛生士として働けます。


試験の合格率は90%前後と比較的高めですが、学習範囲が広いため、しっかりと勉強が必要です。


③ 歯科医院・病院・企業などで就職


国家資格を取得すれば、以下のような職場で働けます。

•一般歯科医院(虫歯・歯周病治療、定期健診など)

•小児歯科(子どもの口腔ケア指導、フッ素塗布)

•矯正歯科(歯並び矯正のサポート)

•病院の口腔外科(手術のアシスタント、入院患者の口腔ケア)

•訪問歯科(高齢者施設や在宅での口腔ケア)

•歯科関連企業(歯ブラシメーカーの開発部門、歯科材料メーカー)



現役歯科衛生士が実際に困ったこと・大変だったこと


【体験談①】患者さんの対応が難しい…


「患者さんにブラッシング指導をしても、なかなか実践してもらえないのが大変です。『磨いてるのに虫歯ができる』と言われますが、磨き方が間違っていることも多いです。丁寧に説明しても、聞き流されることも…。やりがいはありますが、根気がいりますね。」


➡ アドバイス

患者さんに寄り添いながら、わかりやすい説明をするのが大切。写真や動画を活用すると、伝わりやすくなります。


【体験談②】歯科医師との関係に悩んだ…


「歯科医師とのコミュニケーションが難しいことがあります。先生のやり方に合わせなきゃいけないけど、意見が言いにくいことも…。特に新人の頃は『次に何を求められているか』を考えて動くのが大変でした。」


➡ アドバイス

最初は観察力が大事。先生ごとの癖を把握して、少しずつ意思疎通を取れるようにするとスムーズに働けます。


【体験談③】体力的にきつい…


「首や肩がとにかく凝る!マスクやグローブをしていると夏は暑くて大変…。でも、患者さんの『ありがとう』が励みになっています!」


➡ アドバイス

つい口の中を覗き込む姿勢になってしまったり、猫背になってしまったりするため、首や肩が凝りますが、施術を行う上での正しい姿勢を学び、意識するだけでも負担が軽減されます。




まとめ:歯科衛生士を目指すなら、しっかり準備を!


歯科衛生士は、国家資格が必要な専門職であり、やりがいも大きい仕事です。患者さんの健康を守るために、知識・技術・コミュニケーション力が求められます。そしてさらに大切なのは責任感です。


歯科衛生士を目指すなら…

✔ まずは歯科衛生士養成機関への進学を考える

✔ 国家試験対策をしっかり行う

✔ 職場選びは慎重に(一般歯科、矯正歯科、訪問歯科など、自分に合った環境を選ぶ)

✔自分の行動や発言に普段から責任をもつようにする


最初は大変なことも多いですが、経験を積めばやりがいを感じる仕事です。「歯科衛生士になりたい!」という方は、ぜひ一歩踏み出してみてください!

 
 
 

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