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顔の筋肉はどこが衰えると老けて見えるのか?

見た目年齢を左右する“老け顔筋”を知ろう


「最近、なんだか顔が疲れて見える…」

「昔よりも顔の輪郭がぼやけてきた…」


そんなお悩み、ありませんか?


実はそれ、顔の“ある筋肉たち”の衰えが原因かもしれません。

肌や骨格だけでなく、“筋肉”の老化こそが、見た目年齢を左右する大きな要因なんです。


今回は、歯科衛生士として口元の機能を見続けてきた私が、

美容サロンオーナーの視点も交えて

老け顔に直結する顔の筋肉と、その対策をお伝えします!



1. 老け顔を招く「衰えやすい顔の筋肉」とは?


● 口輪筋(こうりんきん)


口の周りをぐるっと囲む筋肉で、表情や発音、食べる・飲む動作に関わります。

衰えるとほうれい線が深くなり、口角が下がって見える原因に。


● 頬筋(きょうきん)・笑筋(しょうきん)


笑顔を作る筋肉たち。使わないと頬の位置が下がり、たるみや二重アゴに。


● 上唇挙筋(じょうしんきょきん)


小鼻の脇から唇を引き上げる筋肉。弱くなると鼻の下が間延びした印象に。


● オトガイ筋(おとがいきん)


あご先にある筋肉。衰えると口元がだらしなくなり、梅干しジワが出現。


● 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)


首の側面にある大きな筋肉。姿勢に関わる筋肉で、ここが硬くなると顔がむくみやすく、フェイスラインが崩れやすくなります。



2. なぜ顔の筋肉は衰えるの?


私たちは年齢とともに、表情を作る回数が減っていきます。

また、スマホを見る姿勢やマスク生活により、無表情・口呼吸・舌の低位なども顔の筋肉を使わなくなる原因に。


さらに、咀嚼(そしゃく)が片側ばかりになったり、柔らかいものばかり食べる食生活も筋肉のアンバランスを生みます。



3. 老け顔を防ぐ!今すぐできるセルフケア


・口輪筋を鍛える!ウーのお口

▶口を前にウーと突き出すだけ!

そのまま1分キープ!


・ほうれい線対策に!おたふく顔

▶口の中に空気をパンパンに入れ、3分間キープ。

この時、鼻の下にも空気を入れることが重要。

サロンに来てくれているお客さんの中でほうれい線が気になる方は皆、鼻と上唇の部分の筋肉が硬くなってる!おたふく顔でほうれい線予防!


・オトガイ筋のリリース

指先であご先を軽くつまむようにマッサージ。力を入れすぎないのがポイント。


・胸鎖乳突筋ストレッチ

▶首をゆーっくりと回して1番胸鎖乳突筋が張るところで息を吐く。この時、バターが溶けるようなイメージで、筋肉を溶かすように息を吐く。吐ききったら反対も。

※筋肉は息を吐きながらじゃないとうまく緩まない



4. 美容は「筋肉」から整える時代へ


エステや高級コスメももちろん素敵ですが、

土台となる筋肉を整えなければ、“なんとなく老けて見える顔”は変わりません。


特に、私が取り入れている「オーラルフロアアップ」などの口腔からの筋肉アプローチは、美容と健康の両方を叶えるための最短ルート。


外側だけでなく、内側=筋肉と機能から整えること。

それが、“見た目年齢マイナス10歳”への第一歩です。



まとめ


老け顔に見えるのは「年齢」だけが理由じゃない。

顔の筋肉の衰えが、たるみ・むくみ・シワ・輪郭の崩れなどを引き起こしています。


しかし、ただ鍛えれば良いというわけでもありません。

筋肉はバランスが大切です。

常に+-の均衡がとれている状態、つまり、ニュートラルな状態を目指していくべきです。


毎日の少しの意識で、あなたの顔はもっと若々しく、美しくなれます。

まずは今日、どれか1つだけ、試してみましょう🎶


 
 
 

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